Toshibon's Blog Returns

髪結いの亭主 物書きの妻

東京日記 あじさい電車

箱根登山鉄道の「あじさい電車」に乗った。
箱根登山鉄道の沿線には、約1万株の紫陽花が植えられているという。毎年、6月下旬~7月上旬の見ごろのころは、通常運行の電車を「箱根あじさい電車」と名付けて、多くの行楽客を呼び込んでいる。


最大1000分の80勾配(1m走る間に、80mmの高さを登る勾配)の急勾配を登るため、箱根湯本~強羅間を40分で結ぶ途中、3ヵ所のスイッチバックがある。速度を落としてゆっくり登るので、車窓すれすれに咲き誇る紫陽花が眼前を流れていく。


宮ノ下駅に停車中の旧型車両「モハ2形」。


塔ノ沢駅で降りて、参道の急な石段を汗をかきながら登り、箱根のあじさい寺とも呼ばれる阿弥陀寺にも立ち寄ってみた。


阿弥陀寺参道のヤマアジサイ。


実は箱根登山鉄道に乗ったのは今回が初めて。前から一度乗ってみたかった登山電車と3番目に好きな花―紫陽花とのコラボレイトはなかなかいい感じ。少々電車オタク(鉄オタではない)の傾向があるので、こんな小旅行は文句なしに楽しい。