Toshibon's Blog Returns

髪結いの亭主 物書きの妻

雑感雑記のブログ記事

雑感雑記(ムラゴンブログ全体)
  • 「鞍馬天狗」と「バットマン」

    時々アクセスするテシさんというイギリス滞在中のイタリア人女性のYouTubeチャンネルを見ていたら、ロンドンの街をマスクをして歩いている彼女に、すれ違った男性が「マスクを外せ!」と声を放つ動画があり、彼女と同様にちょっとした恐怖感を覚えた。欧米人にとってマスクがこれほどまでに抵抗感があるという理由... 続きをみる

  • 晩酌は「天の戸・吟泉」で

    妻はいわゆる山屋さんで、居酒屋で集うことができないこの2か月ほどは、山岳会の山仲間と「オンラインおしゃべり飲み会」と称してLINEを使ってスマホで飲み会をやっていた。 私の唯一の飲み友だちは妻である。妻以外に酒をおいしく酌み交わすような友だちや仲間がいない。なので、ハナからオンライン飲み会など無縁... 続きをみる

  • いちじくの甘露煮

    庭にいちじく(無花果)の木がある。数年前に亡くなった私の母はとても気性の激しい人で、カラスが果実を食べるのに腹を立て、それならと(カラスに食べられるくらいならと)業者に頼んでいちじくの木を伐ってしまった。ところが、いちじくは生命力旺盛な木のようで、その根元から蘖(ひこばえ)が生え、前にも増して立派... 続きをみる

  • 夏至のころ

    今日は夏至。 夏至に至る一週間くらい前の期間が一番日が長く感じる。私は今ごろが一年でもっとも好きな季節ではあるのだが、なぜが毎年夏至の前後は精神的に落ち込むことが多い。 過去の出来事ばかりが思い出され(それも恥ずかしさと後悔を伴って)、明け方早く目覚める、いわゆる早朝覚醒という不眠症に陥る。そのた... 続きをみる

  • 孤独癖

    時々覗くパスカル氏のブログに次のような文が載っていた。 「相手を理解し相手から理解されたいと、切実に思えばこそ、人は孤独を知るのである。孤独は人間と人間との関係に発生するのであって、人間のいない山里に隠れ住む心理は、孤独とは別である。孤独は独居ではない。むしろ人は孤独を避けるために、山中に入って隠... 続きをみる

  • 新しいパソコン

    ここんところずっと調子が悪くてノロマなHPのパソコンにとうとう見切りをつけ、新しいノートパソコンを買った。東芝のdynabook。メモリ4GB、HDD640GB、ブルーレイディスクドライヴ搭載(ブルーレイは1枚も持っていないが)。 ノートパソコンは昨年から通っている仕事場で使う。自宅ではDELLの... 続きをみる

  • 年の瀬の手術

     ここ10年来、12月のクリスマスのころは、理由(わけ)あって東京で過ごすのが恒例となってきた。ところが、今年は例年通りとはいかず、自宅にこもった年末を迎えている。というのも、先週手術をして退院してきたばかりだから。 4ヵ月ほど前にTUR-P(経尿道的前立腺切除術)による前立腺肥大の手術をしたのだ... 続きをみる

  • 手術、その後

    8月下旬に経尿道的前立腺切除術(TURP)による前立腺肥大症の切除手術をして8日間入院。退院してすでに10日経った。 手術は一応成功したようなのだけど、術後に後出血(削った傷口から出血する)や水中毒(血液中のナトリウム濃度が低下して起こるショック症状)などの合併症が起こり、結構しんどかった。退院し... 続きをみる

  • 毎年恒例の愚痴

    例年、年度末になると仕事が集中する。時間的余裕のあるうちに計画的に片付けておけばいいのだが、それができず、毎年同じようにあたふたとして、パニくってしまう。自分の怠け者体質というか、自己管理能力のなさに加えて、最近は年ごとに仕事の能力が落ちていくのを感じる。40代の半分くらいに落ちているのではないだ... 続きをみる

  • 落ち葉のアルバム

    ちょうど1か月前(ということは、昨年の話になるが)、群馬県に住んでいる友人を訪ねた。友人は私よりひとつ歳が下で、年齢より若く見える。だが、寄る年波には勝てないようで、目尻のシワが目に付くようになり、最近はオシッコの出が悪くなってきたとぼやく(私ほどではないが)。頭髪も薄くなってきたようだ(これも私... 続きをみる

  • 母のいない正月

    ぼやぼやしているうちに2008年もはや2週間を過ぎてしまった。一昨年は豪雪、かと思えば昨年は雪が全く降らなかった。両極端な冬が続いたが、今冬は雪もそこそこ降り、気温も例年並みか低め。昨日は-3℃ の真冬日で、庭の椿の蕾も雪に耐えていた。   昨年の今ごろは母の介護に頭を悩ませていたのだが、その母も... 続きをみる

  • 要介護5

     毎年、年度末は〆切が重なってアップアップになる。今年はそれに加えて母の介護が重なり、ちょっと精神的に追いつめられてしまった。それでも何とか切り抜け、確定申告も15日の締め切り日にギリギリセーフで提出し、やっと一息ついている。この1ヵ月で1年分の仕事を片付けたような感じ。それで、昨日は久しぶりに慰... 続きをみる

  • ブログの墓場

    今月のはじめに仕事で1週間の旅先から帰ってきたら、叔父が亡くなったとの知らせ。生まれて初めて弔辞を読んだその葬儀のあとの御斎で食したものが悪かったのか、猛烈な腹痛におそわれ嘔吐と下痢で体調を崩す。時を同じくして風邪をひき、咳がなかなか治まらない。夜眠れず、食事もできなくなり、とうとうダウン。近くの... 続きをみる

  • 胃ガン?

    先月に行なった市の健康診断の胃ガン検診(X線検査)で、「異常の疑いあり」の通知が来た。胃の出口、十二指腸につながる幽門部というところに腫瘍らしき隆起があるので医師による精密検査を受けてくださいとのこと。 これまで健康診断には一度もひっかかったことはなかったので、まさかとは思ったが、やっぱり心配にな... 続きをみる

  • 仕事がなければ単なる無職

    「フリーライターというものは誰にでもなれる。〃今日からわたしはフリーライターなのよ〃と世間にいえばその瞬間からその人間はフリーライターなのである。それは、画家でもミュージシャンでも小説家でも同じだ。あとは仕事があるかないかだけだ。仕事がなければたんなる無職である。その身で下手に犯罪でもすると、世の... 続きをみる

  • 冬至の湯治

    昨日(21日)は冬至だった。日本にはこの日「ゆず湯」に入る風習がある。ゆず湯には美肌効果があって、体が温まるのでカゼをひかないともいわれ、冬の厳しい寒さの中でも健康に暮らせるようにとの願いが込められているのだろう。 冬至にお風呂に入るのは理由があるともいう。「冬至」の読みは「とうじ」で「湯治」と同... 続きをみる

  • イチローとブライアン・ウィルソン

    音楽評論家のH・K氏が自身のサイトで、37年ぶりに日の目を見たブライアン・ウィルソンの「SMiLE(スマイル)」を取り上げ、その中でイチローの大リーグ年間最多安打記録更新に関連して、イチロー批判を書いていた。 私はイチローが好きである。と同時にブライアン・ウィルソン(&ビーチ・ボーイズ)の大ファン... 続きをみる

  • パソコン依存

    200字詰め原稿用紙のマスをエンピツで埋めていく作業をしなくなってから、もう何年になるだろう。 最初のワープロを買ったのは1987年ころだったか。NEC、ソニー、カシオ、東芝、カシオと5台買い換えた。初めてパソコンを買ったのは94年ころ。当初はマックユーザーだったので、文章を書くにはそれからもワー... 続きをみる

  • 自分への敬意と身体

    2無明舎出版のHPで舎長の安部甲さんが連載している「どすこいエアロビ&東京日記」の3月27日付けの記事「身体を丁寧に扱えない人に敬意は払われない」は、とても示唆に富む内容で、そこに書かれている言葉のひとつひとつが、今の私にグサリとくるものがあった。 以下引用する。 >「敬意」というのは他人から受け... 続きをみる

  • もと新聞ジャンキーのひとりごと⑴

    実は私は数年前まで新聞さえあればどこでも時間がつぶせ、退屈しないという重症の新聞ジャンキーだった。高校は新聞部、大学はマスコミ関係の学部、某新聞社の就職試験を受けて落ちたという恥ずかしい過去も持っている。 喫茶店でアルバイトをしていた学生時代は、その日の不要になった新聞(店でとっていたスポーツ新聞... 続きをみる

  • ハッピーマンデーと小正月行事

    1月15日といえば、成人の日である。いや、であった。平成10年秋に祝日法が改正され、成人の日は1月の第2月曜日に移った。土曜から月曜までの3連休をつくり、消費拡大による経済波及効果を図るためというのがその理由で、ほかに「海の日」「敬老の日」「体育の日」が月曜日に固定された。誰が名付けたかしらないが... 続きをみる