東京都中央区の日本橋高島屋S.C.本館4Fにある高島屋史料館TOKYOで開催されている「まれびとと祝祭―祈りの神秘、芸術の力―」(8月21日まで、月・火曜休館)を覗いてみた。 文芸評論家で多摩美術大教授の安藤礼二氏の監修で、写真家・石川直樹氏による日本各地の来訪神儀礼(フサマラー、ミルク、マユンガ... 続きをみる
妻自慢のブログ記事
妻自慢(ムラゴンブログ全体)-
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―東京が雨なので「ながいくん」を連れて出かける。電車に乗り、用をたし、また電車に乗って家に帰ってきて、気がついてみると「ながいくん」の姿がない。しばらく茫然とし、それから「さよなら、ながいくん」とつぶやき、少し泣く― これは川上弘美さんの『東京日記6 さよなら、ながいくん。』に載っていた「十一月某... 続きをみる
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東京都文京区では、「シニア入浴事業」という区民サービスを実施している。65歳以上の区民が、区発行の「シニア入浴カード」を区内4か所の公衆浴場(銭湯)に持参すると、1回100円(通常480円)で、年52回(月4回程度)利用できるというもので、文京区民である妻は、今年に入ってこの入浴カードを利用して銭... 続きをみる
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妻はいわゆる山屋さんで、居酒屋で集うことができないこの2か月ほどは、山岳会の山仲間と「オンラインおしゃべり飲み会」と称してLINEを使ってスマホで飲み会をやっていた。 私の唯一の飲み友だちは妻である。妻以外に酒をおいしく酌み交わすような友だちや仲間がいない。なので、ハナからオンライン飲み会など無縁... 続きをみる
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地下鉄丸ノ内線の御茶ノ水駅の階段を上ると、御茶ノ水橋と外堀通りのT字路交差点に出る。信号が赤に変わって東京医科歯科大学方向に歩きだしたとき、なんとなく周囲にオーラを放つ男性がこちらに向かってくる気配が…、と感じてすれ違った人を見ると、姜尚中(カンサンジュン)氏だった。 『負け犬の遠吠え』で一世を... 続きをみる
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先日、妻と連れだって街まで出て映画を観た。妻と一緒に映画を観るのは宮崎駿の『千と千尋の神隠し』以来だから本当に久しぶりだ。映画のタイトルは『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』(デビッド・フィンチャー監督、ブラッド・ピット主演)。D・フィンチャーの監督作品にしては意外やマトモというか、わかりやすい感... 続きをみる
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若いころから毛が細く、量も少なかった私の髪は、40代にはいるとますますその傾向が顕著になった。髪の薄さを気にする私を見かねてか、職業柄その方面に詳しい妻がフランス生まれのヘアエスティティックのブランド、ケラスターゼのシャンプーとスカルプトリートメント(育毛剤)を勧めてくれたのは40代後半のこと。ケ... 続きをみる
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昨日、妻から国際電話があった。妻は今、スイスにいる。中年おばさんがスイスくんだりまで出かける目的はといったら、アルプスの少女ハイジの舞台を訪ねる優雅な観光の旅かなんかと思うのが普通だが、そうではない。彼女の目的はただひとつ、山に登るため。それもマッターホルン(標高4478m)、アイガー(標高397... 続きをみる