モロ・ノ・ブラジル
私が十数年前にやっていた飲み屋Mでは、ブラジル音楽をよくかけていた。お客さんに日系三世のNさんや、ブラジル音楽フリークの人がいて、テープやレコードをよく持ってきてくれたからだ。ただ、店をやめてからは、ほとんど聴かなくなっていた。ところが、3カ月前にフィンランド人の映画監督、ミカ・カウリスマキの「モ... 続きをみる