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髪結いの亭主 物書きの妻

隠岐の島町のブログ記事

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  • 気まぐれに一冊⑤ 『島の精神誌』

    「私は、島に次第に近づいてゆく瞬間が好きだ」 岡谷公二氏の『島の精神誌』(1981/思索社)の冒頭はこのフレーズから始まる。島に渡り、島をめぐる島旅に魅せられた人なら誰でもこの言葉にうなずくに違いない。1万トンの大型フェリーであれ、100トン足らずの小さな連絡船であれ、港を離れ、未知の島に向かう時... 続きをみる