Toshibon's Blog Returns

髪結いの亭主 物書きの妻

最近ショックだったこと

若いころから毛が細く、量も少なかった私の髪は、40代にはいるとますますその傾向が顕著になった。髪の薄さを気にする私を見かねてか、職業柄その方面に詳しい妻がフランス生まれのヘアエスティティックのブランド、ケラスターゼのシャンプーとスカルプトリートメント(育毛剤)を勧めてくれたのは40代後半のこと。ケラスターゼの製品は市販されておらず業務用でしか買えないため(今はネットの通販でも手に入るようになったが)、妻が私のためにと購入してくれたものをずっと愛用してきたのだが…。なんと、抜け毛防止・発毛促進を謳うスカルプトリートメントがなぜか製造中止となり、使用できなくなってしまった。正直なところ、どれほど効果があるのか定かではなかったのだが、まさに風前の灯火状態の私の毛髪を護る最後の砦のように思っていただけに、もう使えないのを知った時はかなりのショックであった。


と、ここまででこの話は終わりにしたいのだが、実は愛用の育毛剤の発売中止以上にショックを受けたことがあった。それは私の今後のヘアケア相談に応えて妻が言った次のようなことばである。
「ハゲたって見た目は変わらないって」「誰もハゲなんか見ていないから」「今度はリアップにしたら」
これらのことばの言外には、次のような意味が隠されているのであった。
「ハゲてもハゲていなくても、その歳になったら見た目はおんなじなの!」「ハゲていようがいまいが、結局はさえないオヤジにしか見えないんだから、別に気にすることはないわよ」
ああ、なんという薄情なセリフ。男にとって髪の毛がどんどん薄くなっていく恐怖、そして言いようのない寂寥感、その切実な思いがあなたには理解できないんでしょうか…(泣)



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