Toshibon's Blog Returns

髪結いの亭主 物書きの妻

2004年9月のブログ記事

  • 武蔵府中の思い出

    昭和初期から高度経済成長期まで日本中をくまなく歩いた民俗学者宮本常一(1907~1981)が、15歳で故郷の周防大島を離れる時、父の善十郎から十カ条の教えを授けられたという。その教えの内容とは次のようなものである。 ー汽車に乗ったら窓から外をよく見よ。田や畑に何が植えられているか、育ちがよいか悪い... 続きをみる