Toshibon's Blog Returns

髪結いの亭主 物書きの妻

松本で出会った下北

2019年もあと2日を残すばかりとなった。

「日めくりカレンダー2019年版」(作画:伊藤佳美)より


上の写真のカレンダーは昨年の12月、信州松本に滞在した時に「栞日(sioribihttps://sioribi.jp/」という喫茶店兼本屋兼ギャラリーのようなところで買い求めたものだ。松本の街をぶらぶら歩いて深志神社に詣でた後、その界隈で見つけた「栞日」に入ったら、「日めくりカレンダー」原画展をやっていた。1年365日、その日にちなんだメモリアルな事柄などを(個人的なリクエストも受け付けて)イラストで描き下ろした原画365枚!をひとつひとつ見ていたら、青森県下北半島を描いている1枚があった。下北はこれまで仕事でもプライベートでも何度も訪れ、思い出(思い入れ)深い大好きな場所なので、このイラストが特に印象に残った。


見終えてコーヒーを飲んでいたら、偶然にも同じテーブルの隣に座っていた女性がこのカレンダーの作者、伊藤佳美さんだった。そこで下北半島を描いている理由(わけ)を尋ねてみたところ、むつ市大湊のご出身だという。松本で下北の方と出会うとは思いも及ばなかったので、びっくり。なんだか嬉しくなり、これも何かの縁と「日めくりカレンダー」(税込み4536円也)を買い求め店を出た。


ちなみに、カレンダーは2019年中、一度も飾ることなく今も買った時の箱(↓)に入ったままだ(時々箱から出してぱらぱら見てはいたが)…貧乏性のせいか、めくる(切り離す)のがもったいなくて…


伊藤佳美さんは諏訪市在住のアーティスト。
「日めくりカレンダー」は2019年に続いて2020年版も制作・販売している。