きまぐれに1曲② Such a Lonely Soul
ここ1か月ほどよく聞いているのが、アンナ・ターンハイム(Anna Ternheim)というスウェーデン、ストックホルム出身の女性シンガーソングライターが歌う「Such a Lonely Soul」。
アンナ・ターンハイムは2004年にデビューしてから現在まで6枚ほどアルバムを発表しているが、国内盤CDは発売されていないようだから、おそらく日本での知名度は低いと思われる。かく言う私も知ったのは2か月ほど前。You Tubeで今ハマっているある女性歌手を漁っていた時、関連動画に表示されていたのを見て。
北欧のポップスといったら、80年代にフラ・リッポ・リッピ(FRA LIPPO LIPPI)というノルウェーのニュー・ウェーブバンドが好きだった。あとトーレ・ヨハンソンのプロデュースによる原田知世のスウェディッシュポップ風味の歌も親しんだ。でも、アンナ・ターンハイムの楽曲はマイナーな曲調のアコースティックなものが多く、ポップからは程遠い。が、哀愁を帯びた暗めなメロディーと透明感のある声が冬の季節にぴったり合って、今冬は夜、それも寝床の中で子守歌のように聞いた。
「Such a Lonely Soul」は2006年発表の2枚目のアルバム「Separation Road」収録の曲。
それにしても、この物悲しさは、何だろう。
ギターの弾き語りによるフォーキーな「No Subtle Men」。
これも「Separation Road」収録曲で、動画(↓)はドイツのTVに出演した時のもの。北欧の山崎ハコか?と聞きまごう(笑)
2008年以降はアメリカに渡って活動しているらしく、スウェーデン時代よりもっと幅広い音楽性を持った作品を発表しているようだ。
Anna Ternheim - Caroline