Toshibon's Blog Returns

髪結いの亭主 物書きの妻

五所川原 立佞武多

今、津軽の弘前に来ている。この時期、津軽はねぷた(ねぶた)祭り一色。実はそのことをすっかり忘れていて、ホテルに予約を入れたらどこも満杯。やっと空いているところを見つけたら、ねぷた料金で2割増だった。で、せっかくの機会ということで、仕事は昼の間に済ませ、夜は各地のねぷたを見て回った。


昨日は五所川原の立佞武多(たちねぷた)を見た。五所川原では明治のころに高さを競い合って巨大化したねぷたが造られていたという。大正のはじめに電線が障害となり姿を消したといわれるこの巨大ねぷたを、1枚の写真を手がかりに1996年に復元させ立佞武多と名付けたもので、いわば新しいねぷた祭りといえる。
祭りとしてスタートしたのが1998年なので今年で9年目。年を追うごとに人気を呼び、今では青森、弘前に肩を並べるほどの一大イベントに成長し、多くの観光客を集めるようになった。


祭りの印象をここで述べたいが、ホテルのチェックアウトの時間が迫っているので、今年運行された3台の立佞武多の画像だけアップしておく。五所川原のほか、弘前、黒石のねぷたも見たので、その感想もあわせ「津軽のねぷた(ねぶた)祭り」については後日あらためて。
 
毎年テーマの異なる立佞武多が1台ずつ製作される。今年は腕に赤ちゃんを抱いた鬼子母神の姿を題材にした「絆」(高さ22m)


2005年製作「炎(ほむら」(23m)


2004年製作「杙(くい)」(22m)