Toshibon's Blog Returns

髪結いの亭主 物書きの妻

徒歩旅行の若者

今、食文化(魚醤)調査で青森の五所川原に来ている。ここは2006年夏に立佞武多(たちねぷた)を見たとき以来だからちょうど4年ぶり。昨日は深浦に泊ったのだが、その手前の秋田・青森県境付近で五能線の風景写真を撮っていたら、「何を撮っているんですか」と声をかける人がいた。


ふり向くと、大きなリュックを背負い日焼けした若者が、一段高い道路からこちらを見ている。聞けば、ずっと徒歩の旅をしているらしい。故郷の群馬県の前橋から北上し、北海道をめぐってから南下。青森から秋田に向けて歩いているところで、このあと日本海側を南下し、最終の目的地は沖縄という。四国にも渡る予定だから旅が終わるのは4~5ヵ月先になるだろう、とのこと。


実は私も10代後半に、彼が歩いてきた津軽西海岸のこの道を、菅江真澄の旅の跡をたどって数日かけ歩いたことがある。それに若いころは、ヒッチハイクの旅をよくしていたので、彼のような若者を見ると他人のような気がしない。急に親しみが湧き、いったん別れてから後を追いかけて、写真を撮らせてもらった。
 
名前は「星野」君。場所は青森県深浦町(旧岩崎村)の木蓮寺あたり。
五能線を「リゾートしらかみ」が通ったので、あわててシャッターを切った。
「写真をブログに載せてもいい?」と訊くと「いいよ」とのこと。


今月から来月にかけては、秋田県~山形県を歩いているのかな。旅の幸運と無事を祈ろう。私に声をかけてくれたのも、何かの縁。またいつか会えるといいね。


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