Toshibon's Blog Returns

髪結いの亭主 物書きの妻

種差海岸のニッコウキスゲ

青森県八戸市へ行ったついでに種差海岸まで足をのばしたら、葦毛崎展望台の周辺でニッコウキスゲが今を盛りと咲いていた。


 紫のノハナショウブも群落をつくり、海岸斜面を彩っている。まさに花の渚だ。


 鳥瞰図絵師・吉田初三郎は、種差海岸に別邸を構え画業の拠点としたというが、この風景を前にすると、その気持ちがわかる。


 この海岸にも津波が押し寄せた。海際の松林は茶色に枯れ、浜のいたるところに倒木や枯木が残っている。でも、花はこんなに咲いている。この美しい風景は失われなかった。


 種差海岸からの帰り、鮫漁港近くの市場で売っていたマボヤを見たせいだろう。そのすぐ後に立ち寄った居酒屋で、連れは真っ先にホヤ刺しを注文したのだった。



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